今日は 少し、昔のことを語ります。
織のこととは関係ないです。
学生の頃、私は、アフリカのこと(特に東アフリカ、タンザニア辺りのこと)を
勉強していました。
飢えている子供の写真を見て、あまりの違いにショックを受けて
自分も何かできないか・・・と。
そんな思いがきっかけで、言葉を通して 東アフリカの文化を
学びはじめました。
でも、知れば知るほど、そこにはそこの
素晴らしいものがあって、 「何かをしてあげる」 ということは
とても おこがましい気がして
「何かを 彼らに対して する」のではなく
「彼らの素敵なところを伝えること」
何かをする前に、まず、「自分の足で 自分でたつこと」が
大切に思えて、手織りの世界に向かってしまいました。
何より、「自分の足でたつこと」が難しい今日この頃ですが…(笑)
でも、東アフリカの素敵なところを伝えるのは
(恥ずかしがって 照れることなく)
どんどん 話していくべきことなのだな…と今日、改めて思いました。
上手に伝えられるかは分からないけれど
上手い下手ではなく
日本にとって遠い国が 少しでも身近に・・・感じでもらえたら
そこから始まっていくことがあるのだろうな…と思った一日でした。